Redmineの設定

調査進捗報告¶

発見事項¶

1. task.call2arm.com APIサーバーが停止中: HTTP 502エラー発生
2. 現在動作中のサービス: facty-web, facty-api のみ
3. CORSヘッダー: 単体では正常（重複なし）

CORS設定確認結果¶

curl -H "Origin: https://task2.call2arm.com" -I https://task.call2arm.com/api/projects.json
# 結果: access-control-allow-origin: https://task2.call2arm.com（重複なし）

問題の根本原因¶

• CORSエラーの原因: task.call2arm.com のAPIサーバー（ポート3005）が停止している
• 502 Bad Gateway でも nginx が CORS ヘッダーを重複設定している

次のアクション¶

1. task.call2arm.com のサービス設定ディレクトリを特定
2. Docker Compose でサービス起動
3. nginx設定からCORS重複設定を削除

🔍 現象確認完了 - 問題特定¶

現状分析結果¶

実際の問題: CORS重複ではなく、API routing設定の不備

確認された現象¶

1. 404エラー多発: task2.call2arm.com/api/* → 404 Not Found
2. 不正なAPI呼び出し: task2.call2arm.com が自身の /api/ を呼び出し中
3. Redmine API未接続: dev.call2arm.com への適切なプロキシ設定なし

技術的詳細¶

• nginxプロキシ: task2-api:3002/api/ → 正常動作
• task2-api Routes: RAG専用エンドポイントのみ（/api/embeddings, /api/documents など）
• 欠落機能: Redmine API プロキシ（issues.json, projects.json など）

🎯 必要な修正作業¶

1. task2-api: Redmine APIプロキシ機能追加

   • /api/issues.json → dev.call2arm.com/issues.json
   • /api/projects.json → dev.call2arm.com/projects.json
   • /api/users/current.json → dev.call2arm.com/users/current.json

2. 環境変数設定:

   • REDMINE_URL=https://dev.call2arm.com
   • API Key設定確認

3. CORS設定: dev.call2arm.com 側の設定確認

影響範囲¶

• task2.call2arm.com の全Redmine UI機能
• ダッシュボード、チケット、プロジェクト管理

次のアクション: task2-api にRedmine APIプロキシルーター追加実装

🔧 修正作業実施 - nginx プロキシ設定追加¶

実施内容¶

1. Redmine APIプロキシ機能追加: nginx設定にdev.call2arm.com向けのプロキシルール追加
2. 正規表現パターン設定: /api/(issues|projects|users|trackers|issue_statuses|enumerations)\.json$
3. CORS設定適用: クロスオリジンアクセス許可
4. API Key自動付与: key=feb66d81a5f4ff9c585ce30fce2ac06e0554aec6 自動追加

技術詳細¶

location ~ ^/api/(issues|projects|users|trackers|issue_statuses|enumerations)\.json$ {
    proxy_pass https://dev.call2arm.com$request_uri;
    proxy_set_header Host dev.call2arm.com;
    set $args "${args}&key=feb66d81a5f4ff9c585ce30fce2ac06e0554aec6";
    
    # CORS headers for Redmine API
    add_header "Access-Control-Allow-Origin" "*" always;
    add_header "Access-Control-Allow-Methods" "GET, POST, PUT, DELETE, OPTIONS" always;
    add_header "Access-Control-Allow-Headers" "Origin, X-Requested-With, Content-Type, Accept, Authorization, X-Redmine-API-Key" always;
}

確認結果¶

• dev.call2arm.com API: 正常動作確認済み（直接アクセステスト成功）
• nginx設定: 構文チェック OK
• コンテナ再起動: 完了

🎯 次のアクション¶

nginx設定の優先順位調整が必要。現在はフォールバック /api/ ルールが先に適用されている可能性。

推奨対応: location ブロックの順序変更またはより具体的なパターンマッチング実装

✅ 解決完了 - task2-api内Redmineプロキシ実装¶

🎉 修正内容¶

1. app.js更新: redmineルーター統合、CORS設定強化
2. redmineルーター実装: 完全なRedmine APIプロキシ機能
3. エラーハンドリング: 包括的エラー処理とログ出力
4. SSL設定: httpsAgent追加でdev.call2arm.com接続安定化

📊 動作確認結果¶

API動作確認¶

• ✅ /api/issues.json: 正常レスポンス
• ✅ /api/projects.json: 正常レスポンス
• ✅ /api/redmine/health: 接続確認OK
• ✅ CORS設定: クロスオリジンアクセス正常

UI動作確認¶

• ✅ ダッシュボード: 実データ表示（新規73件、進行中13件等）
• ✅ プロジェクト選択: 6プロジェクト正常表示
• ✅ ネットワークリクエスト: 全API呼び出し200応答

🔧 技術的解決策¶

選択したアプローチ: task2-api内統合

• 利点: 単一APIエンドポイント、RAG統合準備完了
• 実装: Express routerによるプロキシ、axios HTTPSエージェント
• 設定: dev.call2arm.com向け、APIキー自動付与

🎯 RAG統合への準備¶

現在の実装により以下が可能に：

1. Redmineデータ: ベクトル化対象として利用可能
2. 統合API: RAG機能とRedmine APIの統一提供
3. Claude連携: Redmineコンテキストを活用したAI応答

結論: CORS/API routing問題完全解決。task2.call2arm.comでRedmine機能正常動作確認済み。