Redmineの設定

課題概要¶

現在のVPS-ROOT全体のリバースプロキシ構成において、facty.call2arm.comは独自のNginxサービスを利用していますが、統一Nginxプロキシ（nginx-proxy）に統合してネットワーク構成のシンプル化と一貫性を実現する必要があります。

現在の状況分析¶

統一Nginxプロキシ（nginx-proxy）¶

• コンテナ名: nginx-proxy
• ネットワーク: proxy-network (192.168.208.0/20)
• ポート: 80:80, 443:443
• IP: 192.168.208.11
• 設定ディレクトリ: /root/nginx-proxy/conf.d/

Factyサービス現状¶

• コンテナ名: facty-api
• IP: 192.168.208.4 (既にproxy-networkに接続済み)
• 独自Nginx: 現在停止中（初回確認時は8080ポートで動作していた）
• Docker Compose: /root/facty/docker-compose.yml

Nginxサイト設定状況¶

既存のnginx-proxyには以下の設定が存在：

• call2arm.com → redmine-prod:3000
• dev.call2arm.com → redmine-dev-main:3000
• facty.call2arm.com → facty-api:3000 ✅（既に統合済み）
• task.call2arm.com → 複雑なルーティング設定
• task2.call2arm.com → task2-ui:80
• chat-ui.call2arm.com → claude-search-ui:80
• claude.call2arm.com → IP 192.168.208.3:3005
• mcp.call2arm.com → IP 192.168.208.7:3001

重要な発見¶

facty.call2arm.com は既に統一Nginxに統合されています！

nginx-proxy/conf.d/facty.call2arm.com.conf にて：

server {
    listen 443 ssl http2;
    server_name facty.call2arm.com;
    set $upstream http://facty-api:3000;
    # SSL証明書とプロキシ設定が適切に構成済み
}

推奨アクション¶

1. 冗長な独自Nginxサービスの完全除去 ✅ PRIORITY HIGH¶

現在独自Nginxは停止中ですが、Docker Composeから完全に除去：

2. ネットワーク構成の一貫性確認 ✅ COMPLETED¶

• facty-apiは既にproxy-networkに正しく接続
• 統一Nginxから正常にアクセス可能

3. 設定の最適化検討¶

• SSL設定の統一性確認
• ヘルスチェック設定の統合
• ログ管理の統一

利点¶

1. ネットワーク構成のシンプル化: 単一のリバースプロキシで全サービス管理
2. SSL証明書管理の統一: ワイルドカード証明書の一元管理
3. 保守性の向上: 設定変更時の単一ポイント管理
4. リソース効率化: 重複Nginxサービスの削除

結論¶

facty.call2arm.comは既に統一Nginx構成に正常に統合されており、独自Nginxサービスは現在停止中です。追加のアクションは不要ですが、Docker Composeファイルから独自Nginxサービスの設定を完全に除去することを推奨します。