設置方法の検討 - 完了報告¶

🎯 推奨設置方法の決定¶

最適解: Docker Volume + 直接コピー方式

📋 各方式の分析結果¶

1. 直接ファイルコピー方式 ✅ (推奨)¶

# 現在の設置方法（推定）
docker cp /path/to/LIME2025 redmine-dev_redmine_1:/usr/src/redmine/public/themes/lime_2025

メリット:

• ✅ 最もシンプルで確実
• ✅ ダウンタイムほぼゼロ
• ✅ 権限問題なし
• ✅ 即座に反映

デメリット:

• ❌ テーマ更新時は手動作業必要
• ❌ コンテナ再作成時は再設置必要

2. Docker Volumeマウント方式（検討）¶

volumes:
  - ./themes:/usr/src/redmine/public/themes/custom

メリット:

• ✅ ホストから直接編集可能
• ✅ バージョン管理しやすい
• ✅ 開発効率高い

デメリット:

• ❌ 権限管理が複雑
• ❌ Docker Compose変更が必要
• ❌ 本番環境で非推奨

3. Git Submodule方式（検討）¶

git submodule add https://github.com/user/theme themes/lime_2025

メリット:

• ✅ バージョン管理が優秀
• ✅ チーム開発に適している
• ✅ ロールバック簡単

デメリット:

• ❌ 設定が複雑
• ❌ Gitリポジトリが必要
• ❌ 運用コストが高い

🏗️ 推奨アーキテクチャ¶

現状最適化¶

graph LR
    A[ホスト: LIME2025] -->|docker cp| B[コンテナ: themes/lime_2025]
    B --> C[Redmine: テーマ適用]
    D[バックアップ] --> E[自動復旧スクリプト]

デプロイプロセス¶

#!/bin/bash
# deploy_theme.sh
set -e

# 1. バックアップ
docker exec redmine-dev_redmine_1 tar -czf /tmp/themes_backup.tar.gz /usr/src/redmine/public/themes/

# 2. 新テーマ設置
docker cp ./LIME2025 redmine-dev_redmine_1:/usr/src/redmine/public/themes/lime_2025

# 3. 権限設定
docker exec redmine-dev_redmine_1 chmod -R 755 /usr/src/redmine/public/themes/lime_2025

# 4. 確認
docker exec redmine-dev_redmine_1 ls -la /usr/src/redmine/public/themes/lime_2025

🛡️ 安全対策¶

1. バックアップ戦略¶

• 自動バックアップ: 設置前に必須実行
• バックアップ保管: 7日間保持
• 復旧手順: 自動化スクリプト準備

2. ロールバック戦略¶

# 緊急時ロールバック
docker exec redmine-dev_redmine_1 rm -rf /usr/src/redmine/public/themes/lime_2025
docker exec redmine-dev_redmine_1 tar -xzf /tmp/themes_backup.tar.gz -C /

3. 検証手順¶

• テーマファイル存在確認
• 権限適切性確認
• Redmine再起動不要（確認済み）
• Web UI での表示確認

⚡ パフォーマンス最適化¶

ダウンタイム最小化¶

1. Hot Swap: Redmine再起動不要
2. 段階的適用: 管理画面でのテーマ切り替え
3. キャッシュ考慮: ブラウザキャッシュクリア案内

効率化¶

1. 一括デプロイ: 複数環境同時更新
2. 自動化: CI/CD パイプライン準備可能
3. 監視: ログ記録・異常検知

🔄 運用手順の確立¶

標準手順¶

1. 事前確認: 現在のテーマバックアップ
2. 設置実行: docker cp コマンド
3. 権限調整: chmod 755 設定
4. 動作確認: Web UI チェック
5. 記録: 変更ログ更新

緊急時対応¶

1. 問題検知: 自動アラート
2. 即座停止: テーマ無効化
3. ロールバック: バックアップからの復旧
4. 原因調査: ログ分析

✅ 結論¶

推奨設置方法: 直接コピー方式 + 自動化スクリプト

1. シンプルかつ確実
2. 運用負荷最小
3. トラブル時の対応容易
4. 将来的な拡張性確保

現在の設置も最適な方法で実装されており、運用継続推奨。

LIME2025テーマ設置方法の検討結果¶

🎯 推奨設置方法: Docker Volume マウント方式

理由¶

1. 可逆性: コンテナ再構築時も永続化
2. 管理容易性: 定義ファイルで設定管理
3. バックアップ容易性: ファイルシステムレベルでバックアップ

🔍 各方式の比較分析¶

1. Docker Volume マウント方式 ⭐推奨¶

redmine-dev:
  volumes:
    - ./themes/LIME2025:/usr/src/redmine/public/themes/LIME2025

メリット:

• ✅ 永続化が容易
• ✅ ホスト側からファイル編集可能
• ✅ バージョン管理しやすい
• ✅ ロールバックが簡単

デメリット:

• ⚠️ docker-compose.yml の修正が必要
• ⚠️ コンテナ再起動が必要

2. 直接ファイルコピー方式

docker cp ./LIME2025 redmine-dev_redmine_1:/usr/src/redmine/public/themes/

メリット:

• ✅ 即座に適用可能
• ✅ 設定ファイル変更不要

デメリット:

• ❌ コンテナ再構築で消失
• ❌ バックアップが困難
• ❌ バージョン管理しにくい

3. Git Submodule方式

redmine-dev:
  volumes:
    - ./themes:/usr/src/redmine/public/themes

メリット:

• ✅ バージョン管理が厳密
• ✅ マルチテーマ管理に適している

デメリット:

• ⚠️ Gitの知識が必要
• ⚠️ 設定が複雑

🛠️ 推奨設置手順¶

前準備¶

1. 現在の状態確認

cd /root/redmine-dev
docker-compose ps

2. バックアップ作成

docker exec redmine-dev_redmine_1 cp -r /usr/src/redmine/public/themes /backup/

実装手順¶

ステップ1: テーマディレクトリ準備¶

mkdir -p /root/redmine-dev/themes

ステップ2: LIME2025テーマコピー¶

# ローカルからサーバーへ
scp -r C:\Users\ito\Desktop\LIME2025 vps-root:/root/redmine-dev/themes/

ステップ3: docker-compose.yml修正¶

# redmine-devサービスにボリューム追加
redmine-dev:
  volumes:
    - redmine_dev_files:/usr/src/redmine/files
    - ./themes/LIME2025:/usr/src/redmine/public/themes/LIME2025  # 追加

ステップ4: サービス再起動¶

cd /root/redmine-dev
docker-compose restart redmine-dev

ステップ5: 権限設定¶

docker exec redmine-dev_redmine_1 chmod -R 755 /usr/src/redmine/public/themes/LIME2025

📋 リスク分析と対策¶

主要リスク¶

1. 設置失敗: コンテナ起動エラー

   • 対策: 段階的実行とテスト

2. 権限問題: ファイルアクセスエラー

   • 対策: 明示的な权限设定

3. 既存データ破損: 操作ミス

   • 対策: 事前バックアップ必須

緊急時ロールバック手順¶

# 1. 問題のあるマウントを無効化
docker-compose down
# 2. バックアップから復元
docker exec redmine-dev_redmine_1 cp -r /backup/themes/* /usr/src/redmine/public/themes/
# 3. 元の設定で起動
docker-compose up -d

✅ 次のアクション¶

1. 設置手順書の詳細作成 (チケット#68)
2. テスト環境での実証
3. 本格導入の実施 (チケット#69)

💡 付加価値¶

• 複数テーマ対応: 他のテーマも同様に管理可能
• 開発効率向上: ホスト側で直接編集→即反映
• CI/CD対応: 将来的なパイプライン構築に有利

📊 採用判定¶

結論: Docker Volume マウント方式を採用

• 長期運用に最適
• 開発・保守効率が高い
• リスクが管理可能